聖霊降臨節第十六日曜主日礼拝 2025.09.21

礼拝式次第:2025年9月21日 聖霊降臨節第十六日曜主日礼拝
  1. 招詞:詩篇136篇9節
    夜をつかさどらすために月と、もろもろの星とを造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  2. 賛美:新聖歌338番「山行くも 海行くも」
  3. 主の祈り
  4. 信仰告白:使徒信条
  5. 交読文:口語訳34詩篇第108篇
  6. 祈祷
  7. 聖書:イザヤ書41章8~16節(口語訳)
  8. 賛美:新聖歌356番「目には見えねども」
  9. 説教:「クリスチャンの生き方:その④」
  10. 新聖歌341番「恐れなく近寄れ」
  11. 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
  12. 献金感謝祈祷
  13. 頌栄:リビングプレイズ91番「待ち望め主を」
  14. 祝祷
聖書箇所

イザヤ書41章8~16節(口語訳)
8しかし、わがしもべイスラエルよ、わたしの選んだヤコブ、わが友アブラハムの子孫よ、 9わたしは地の果から、あなたを連れてき、地のすみずみから、あなたを召して、あなたに言った、「あなたは、わたしのしもべ、わたしは、あなたを選んで捨てなかった」と。 10恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。 11見よ、あなたにむかって怒る者はみな、はじて、あわてふためき、あなたと争う者は滅びて無に帰する。 12あなたは、あなたと争う者を尋ねても見いださず、あなたと戦う者は全く消えうせる。 13あなたの神、主なるわたしはあなたの右の手をとってあなたに言う、「恐れてはならない、わたしはあなたを助ける」。 14主は言われる、「虫にひとしいヤコブよ、イスラエルの人々よ、恐れてはならない。わたしはあなたを助ける。あなたをあがなう者はイスラエルの聖者である。 15見よ、わたしはあなたを鋭い歯のある新しい打穀機とする。あなたは山を打って、これを粉々にし、丘をもみがらのようにする。 16あなたがあおげば風はこれを巻き去り、つむじ風がこれを吹き散らす。あなたは主によって喜びイスラエルの聖者によって誇る。

説教(メッセージ)要旨

「クリスチャンの生き方:その④」
 メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
 聖書箇所:イザヤ書41章8~16節(口語訳)

先週はイザヤ書40章26~31節を通してクリスチャンの生き方について傾聴しましたが、同じイザヤ書の41章8~16節を通して今朝もクリスチャンの生き方について、共に神に耳を傾けます。

聖書には恐れについて記されている箇所が多くあります。「恐れ」という言葉は実に聖書(口語訳)全体で633回記されています。これは、私たちの日々の生活においていかに恐れが多くあるかを現していると同時に、神はそんな私達の恐れをよく理解しておられるということでもあります。

恐れはどんな人にも必ずあります。危険を察知して回避するために怖いと感じることは大事です。また旧約聖書に多くある戦争や命の危険などのような恐れから、仕事や家庭、友人関係、失敗してしまうのではないかと思う気持ち等々様々な恐れがいつも私達と隣り合わせにあります。しかし、この恐れを継続的に心の中、頭の中に持ち続けるとそれが私達の中心となり、生活すべてを支配してしまいます。私達の中心が神ではなく、恐れになってしまいます。

クリスチャンと呼ばれる者にとっても、毎日の生活において恐れはあります。だからこそ、神はその恐れに向かってどのように生きればよいかを、聖書の言葉、神の約束を通して示し、励まし、勇気づけて下さっているのです。イエスがすでに成し遂げられたキリストとして十字架とイースターを通しての罪の赦しと永遠の命こそがそれなのです。あとは私達が信じて一歩一歩神と共に進むかどうか、私達次第なのです。

「これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。(ヨハネによる福音書16章33節)

「わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。(ヨシュア記1章9節)

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