聖霊降臨節第十八日曜主日礼拝 2025.10.05

礼拝式次第
  1. 招詞:詩篇136篇13節
    紅海を二つに分けられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  2. 賛美:新聖歌229番「千歳の岩よ」
  3. 主の祈り
  4. 信仰告白:使徒信条
  5. 交読文:口語訳36 詩篇第116篇
  6. 祈祷
  7. 賛美:新聖歌46番1, 2節「わが主よ 今ここにて」
  8. 聖餐式
  9. 賛美:新聖歌46番3, 4節「わが主よ 今ここにて」
  10. 聖書:ピリピ人への手紙4章11~13節(口語訳)
  11. 賛美:新聖歌449番「父なる御神に」
  12. 説教:「クリスチャンの生き方:まとめ」
  13. 新聖歌325番「歌いつつ歩まん」
  14. 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
  15. 献金感謝祈祷
  16. 頌栄:新聖歌61番「御恵みあふるる」
  17. 祝祷
聖書箇所

ピリピ人への手紙4章11~13節(口語訳)
11わたしは乏しいから、こう言うのではない。わたしは、どんな境遇にあっても、足ることを学んだ。 12わたしは貧に処する道を知っており、富におる道も知っている。わたしは、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている。 13わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。

説教(メッセージ)要旨

「クリスチャンの生き方:まとめ」
 メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
 聖書箇所:ピリピ人への手紙4章11~13節(口語訳)

ここ一ヶ月以上、聖書を通してクリスチャンの生き方について、共に神に聴いてきました。このことについては私達が常に聖書と祈りと礼拝を通して聞き続けるべきことなのですが、礼拝説教のシリーズとしては今日でいったん区切りをつけるためにシリーズのまとめとして、ピリピ人への手紙4章11~13節を通して今朝共に神に傾聴します。

聖書の御言葉は全てがクリスチャンにとって欠かすことの出来ない、毎日をこの地上で過ごす私達にとって非常に有益なものです。したがってこの説教シリーズのまとめとしての聖書箇所は今朝の箇所だけでなく、一人一人の生かされている場所、状況などによりその時々によって変わってもそれは当然のことです。今朝この箇所を私が示されたのは、私が物心ついた時から約50年、半世紀におよぶ自らの信仰生活をふりかえる時、使途パウロほどでは到底ありませんがイエス・キリストを唯一の自らの救い主として信じ生きてきた私もまた同じように感じるからです。

クリスチャンの生き方は、文字通り、クリスチャン、キリストを信じ従う者の生き方です。クリスチャンであっても一人一人は神に創られた人格を持った尊い命であり、誰一人同じではありません。しかし、そのすべてのクリスチャンに共通しているのは、福音を信じている点です。それはイエス・キリストの十字架の死とイースターの出来事、死からの復活、私達全ての罪の完全なる贖いと永遠の命を与える、このことがすでに成し遂げられた事を信じるということです。

このクリスチャンとしての土台がハッキリとしている時、私達は使途パウロのように「ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている」(ピリピ4章12節)と言うことが出来るのです。そして、どんな時にも「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」(ピリピ4章13節)ことを信じ、この地上で、この社会で、学校で、家庭で、力強く何事にも揺り動かされない喜びと希望の中で毎日を過ごし、時が来ると神に迎えられ共に永遠の命を過ごすことが出来るようになるのです。そのためにも、私達に与えられているこの素晴らしい神の生きた御言葉であり御約束である聖書を通して神に聴き、祈りを通して神と話し、日々の感謝と賛美をささげる礼拝を通して、いつも神への信仰を持ち続ける毎日を過ごそうではありませんか。

神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
(ローマ人への手紙8章28節)

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