礼拝式次第
- 招詞:詩篇135篇19~21節
19イスラエルの家よ、主をほめよ。アロンの家よ、主をほめよ。20レビの家よ、主をほめよ。主を恐れる者よ、主をほめまつれ。21エルサレムに住まわれる主は、シオンからほめたたえらるべきである。主をほめたたえよ。 - 賛美:新聖歌209番「慈しみ深き」
- 主の祈り
- 信仰告白:使徒信条
- 交読文:口語訳27 詩篇第90篇
- 祈祷
- 賛美:新聖歌46番1, 2節「わが主よ 今ここにて」
- 聖餐式
- 賛美:新聖歌46番3, 4節「わが主よ 今ここにて」
- 聖書:マタイによる福音書11章28~30節
- 賛美:新聖歌198番「GOD BLESS YOU」
- 説教:「重荷を負い苦労している人の休み方」
- 新聖歌185番「来れ誰も」
- 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
- 献金感謝祈祷
- 頌栄:新聖歌63番「父 御子 御霊の」
- 祝祷
聖書箇所:マタイによる福音書11章28~30節
28すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。29わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。30わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである」。
説教(メッセージ)要旨
「重荷を負い苦労している人の休み方」
メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
日本人は世界でも有数な働き過ぎの国民の一つです。言葉を変えると休み下手な国民と言えます。そんな私達に、「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」(マタイによる福音書11章28節)から始まる、とても良く知られ、また大きな心の癒しとなる箇所を通して、神は「休み方」について語って下さっています。今朝も共に御言葉に傾聴します。
28節は神から私達への招きです。「わたしのもとにきなさい」(28節前半)は休み方の最も大切なポイントです。私達の周りには、休み方について多くの有益で興味深い情報があります。これらの休み方は私達の肉体的、精神的にはとても有益なものも多くありますが、これらは私達の霊的な休み方についてのものではありません。肉体的・精神的な休みはもちらん必要です。しかし肉体的・精神的に休めても、霊的休みのない状態ではこの地上での毎日の生活、一人一人に与えられている人生において根本的な休みにはならないのです。
それではどうすれば、霊的休み、魂の休みを得ることが出来るのでしょうか。その答えが記されているのが29節、30節です。この答えはすべての人への回答です。その回答を自分のものとするためには、今朝の聖餐式を通して再確認したように、イエス・キリストの十字架、そしてその死から復活したことによって成し遂げられた私達の罪の贖いと永遠の命であるこの福音を信じることです。そして、日々悔い改め、聖書の御言葉を通して神に傾聴することです。これが先ず語られている「わたしのもとにきなさい」(28節)なのです。
29節以降は来週共に神に傾聴しますが、先ずは救い主イエスのもとに来なければ、何も始まりません。今日からすでに始まっているこの一週間も、いつもイエスのもとに来て魂の休みを得ながら、私達に与えらている日々の生活を、主と共に歩もうではありませんか。
「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。(マタイによる福音書19章26節)


