聖霊降臨節第十五日曜主日礼拝 2025.09.14

礼拝式次第:2025年9月14日 聖霊降臨節第十五日曜主日礼拝
  1. 招詞:詩篇136篇8節
    昼をつかさどらすために日を造られた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
  2. 賛美:新聖歌169番「心を尽くして」
  3. 主の祈り
  4. 信仰告白:使徒信条
  5. 交読文:口語訳323詩篇第104篇
  6. 祈祷
  7. 聖書:イザヤ書40章26~31節
  8. 賛美:新聖歌233番「驚くばかりの」
  9. 説教:「クリスチャンの生き方:その③」
  10. 新聖歌339番「恵みの高き嶺」
  11. 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
  12. 献金感謝祈祷
  13. 頌栄:新聖歌60番「天地こぞりて」
  14. 祝祷
聖書箇所:イザヤ書40章26~31節

26目を高くあげて、だれが、これらのものを創造したかを見よ。主は数をしらべて万軍をひきいだし、おのおのをその名で呼ばれる。その勢いの大いなるにより、またその力の強きがゆえに、一つも欠けることはない。 27ヤコブよ、何ゆえあなたは、「わが道は主に隠れている」と言うか。イスラエルよ、何ゆえあなたは、「わが訴えはわが神に顧みられない」と言うか。 28あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。 29弱った者には力を与え、勢いのない者には強さを増し加えられる。 30年若い者も弱り、かつ疲れ、壮年の者も疲れはてて倒れる。 31しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。

説教(メッセージ)要旨

「クリスチャンの生き方:その③」 メッセージ取次者 髙橋勇哉牧師
 聖書箇所:イザヤ書40章26~31節

今朝はクリスチャンの生き方について、私の愛唱聖書箇所のひとつでもあるイザヤ書40章26~31節を通して、共に神に耳を傾けます。

イザヤ書の前半(1章〜39章)は、ユダ王国への裁きと警告、後半(40章〜66章)はバビロン捕囚となる人々への希望と回復の預言が中心です。また、メシア(キリスト、救い主)の預言として知られているイザヤ書の「主のしもべの歌」は、メシア(キリスト)の到来と、その苦難による救いを預言する箇所として有名です。イザヤ書42章1~4節、49章1~6節、50章4~9節、52章13節~53章12節の4つの部分が、総称して「主のしもべの歌」と呼ばれています。イザヤ書は旧約聖書にある預言書の一つですが、新約聖書にも数多く引用され、古代教会では「第五の福音書」とも呼ばれたとされています。

クリスチャンと呼ばれる者にとって、毎日の生活で救い主イエス、聖書の神をその中心において生活しようとする時、様々な雑音が聞こえてき、多くの壁を感じます。しかし、そのような中にあっても、いつも神がどのような方であるかを思い出し、信じて一歩一歩進む時、人知ではとうてい計り知れない神の力によって力強く歩むことが出来ると、この箇所は特に鷲のようにと例え、クリスチャンの生き方を示しています。

それでは、どうすればここで記されているクリスチャンとしての生き方を過ごすことが出来るのでしょうか。その鍵がイザヤ書で繰り返されている「耳を傾け」「聞く」です。これは、聖書を神の生きた言葉、約束として信じ、読む、聴くということです。そして、これを毎日の生活で実践する時、このイザヤ書で記されている約束を、今という時に実現されることを肌で感じながら生きることが出来るのです。

イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。
(ヨハネによる福音書14章6節)

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