礼拝式次第:2025年9月28日 聖霊降臨節第十七日曜主日礼拝
- 招詞:詩篇136篇12節
強い手と伸ばした腕とをもって、これを救い出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。 - 賛美:新聖歌238番「尊き泉あり」
- 主の祈り
- 信仰告白:使徒信条
- 交読文:口語訳35詩篇第110篇
- 祈祷
- 日曜学校:紙芝居メッセージ「子どもを愛するイエス様」
- 賛美:新聖歌506番「主われを愛す」日本語・英語
- 聖書:マルコによる福音書10章13~16節(口語訳)
- 説教:「クリスチャンの生き方:その⑤」
- 新聖歌263番「罪咎を赦され神の子とせられ」
- 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
- 献金感謝祈祷
- 頌栄:リビングプレイズ91番「待ち望め主を」
- 祝祷
聖書箇所
マルコによる福音書10章13~16節(口語訳)
13イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。 14それを見てイエスは憤り、彼らに言われた、「幼な子らをわたしの所に来るままにしておきなさい。止めてはならない。神の国はこのような者の国である。 15よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。 16そして彼らを抱き、手をその上において祝福された。
説教(メッセージ)要旨
「クリスチャンの生き方:その⑤」
メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
聖書箇所:マルコによる福音書10章13~16節(口語訳)
今朝は紙芝居メッセージと同じマルコによる福音書10章13~16節を通して引き続きクリスチャンの生き方について、共に神に耳を傾けます。
イエスは神の国(天国)について福音書で何度も話されていますが、この箇所は幼な子を例えにして、神の国はどのような人がふさわしく、入ることが出来るかを教えています。ここでの答えは、「幼な子のように神の国を受け入れる者」(15節)ですが、この「幼な子のように」をより具体的にしているのがマタイによる福音書18章4節「この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである」です。
幼な子の特徴の一つは、自らの気持ちに正直であること。素直さであると言えます。もちろん、これに当てはまらない幼な子もいるのではと思うこともありますが、大人と比較すると幼な子の素直さは断然です。イエスは幼な子のように素直で、自分を低くする者が天国に入ることが出来、天国で一番偉いのだと教えているのです。
ここで注意しなければならないのが、神は私たちがいつまでたっても幼な子のように乳だけを飲んでいるようではダメだと言っている点です。イエスが幼な子から大人へと成長し福音を宣べ伝えたように、私達も信仰において成長し堅い食物をしっかりと食することを教えています。
クリスチャンと呼ばれる者のこの地上での日々の歩みは、善悪を見分ける感覚を実際に働かせて訓練された大人へと成長し、更なる成長を続け、いつも幼な子のような素直さと謙遜を持ちながら過ごすことなのです。イエスはこの地上での生き様、十字架と復活を通して私達に完全な手本をすでに示して下さっています。このイエス・キリストを仰ぎ見つつ、この地上においての日々の生活をクリスチャンとして歩もうではありませんか


