礼拝式次第
- 招詞:詩篇121篇1~2節
1わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。2わが助けは、天と地を造られた主から来る。 - 賛美:新聖歌209番「慈しみ深き」
- 主の祈り
- 信仰告白:使徒信条
- 交読文:口語訳43 詩篇第136篇
- 祈祷
- 日曜学校:紙芝居メッセージ「コイン二つ」
- 賛美:新聖歌505番「主われを愛す」日本語・英語
- 聖書:詩篇37章1~13節
- 説教:「数えるのはどっち?」
- 賛美:新聖歌172番「望みも消え行くまでに」
- 献金:新聖歌 55番「今ささぐる」
- 献金感謝祈祷
- 頌栄:リビングプレイズ91番「待ち望め主を」
- 祝祷
聖書箇所
詩篇37章1~13節(口語訳:旧約778頁)
1悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。 2彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである。 3主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。 4主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。 5あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、 6あなたの義を光のように明らかにし、あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。 7主の前にもだし、耐え忍びて主を待ち望め。おのが道を歩んで栄える者のゆえに、悪いはかりごとを遂げる人のゆえに、心を悩ますな。 8怒りをやめ、憤りを捨てよ。心を悩ますな、これはただ悪を行うに至るのみだ。 9悪を行う者は断ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。 10悪しき者はただしばらくで、うせ去る。あなたは彼の所をつぶさに尋ねても彼はいない。 11しかし柔和な者は国を継ぎ、豊かな繁栄をたのしむことができる。 12悪しき者は正しい者にむかってはかりごとをめぐらし、これにむかって歯がみする。 13しかし主は悪しき者を笑われる、彼の日の来るのを見られるからである。
説教(メッセージ)要旨
「数えるのはどっち?」
メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
聖書箇所:詩篇37篇1~13節
先週、私達は「感謝のしかた」についてルカによる福音書17章11~19節を通し、神に傾聴しました。今朝は、詩篇37篇を通して、私達がクリスチャンとして何を毎日数えながら生活するかについて共に神に耳を傾け聴きます。
11月は勤労感謝や収穫感謝など何かと感謝することについて普段以上に取り扱われているように感じる月です。アメリカでは毎年11月の第4木曜日に感謝祭(サンクスギビングThanksgiving Day)が盛大にお祝いされます。家族が集まり感謝を神にささげつつ、七面鳥の丸焼きがメインディッシュで様々な御馳走を食べながら楽しい一時を過ごします。目的は違いますが、日本のお正月に雰囲気が少し似ているような感じがします。
しかし、一年を通じて毎日の生活では、何を数えながら生きているのでしょうか。いつも感謝祭の時のように感謝を数えて過ごす日よりも、気が付けば、心配事や気に入らないこと、不平不満を数えて過ごす時が多いと感じる方々が多いのではと思います。そんな私達に、いつも何を数えるかによってクリスチャンとしてこの地上での生活における喜びが大きく変わることを、神は語っています。神への感謝を日々数えることを選択する時、それを中心にその感謝がだんだんと周囲に広がっていき、それぞれの場所で喜びに満たされる生活へと、神は私達を導いて下さるのです。そのための秘訣がこの詩篇37篇なのです。また、これに合わせて詩篇136篇に聴くことも、今朝、神は示しています。十字架、イースターへとつながっていくクリスマスが近づいています。クリスマスへの準備として、日々を何を選んで数えるのかを考え、神への感謝を数えようではありませんか。
ヨハネによる福音書16章33節:
これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」


