待降節(アドベント)第三日曜主日礼拝 2025.12.14

礼拝へのお誘い 神様を求める方、礼拝する心を持って来られる方は、どなたでも参加出来ます!
*問:礼拝とは? 答:日頃神様がなして下さっている一つ一つの事への感謝と賛美を、わざわざ神様のもとに帰ってきて、神様にささげることです。日曜日の礼拝は、特に一緒にこの日頃の感謝と賛美を神様にささげる礼拝です。

  • 礼拝前さんび練習:10:20
    新聖歌91番「それ神はその独り子を」(新聖歌126頁)
  • 日曜主日礼拝:10:30~ *ライブ配信はここをクリック!
    聖書:マタイによる福音書25章14~30節
    メッセージ:「準備とは行動すること」
  • こども日曜学校幼児クラス:礼拝中分級
礼拝式次第
  1. 招詞:マタイによる福音書1章21節
    「彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもの罪から救う者となるからである」。
  2. 賛美:新聖歌70番「朝日は昇りて」
  3. 主の祈り
  4. 信仰告白:使徒信条
  5. 交読文:口語訳51 マタイによる福音書5章
  6. 祈祷
  7. 賛美:新聖歌72番「わが心主をほめ」
  8. 聖書:マタイによる福音書25章14~30節
  9. 賛美:新聖歌71番「良きおとずれ」
  10. 説教:「準備とは行動すること」
  11. 賛美:新聖歌92番「その夜ダビデのまちの」
  12. 献金:新聖歌55番「今ささぐる」
  13. 献金感謝祈祷
  14. 頌栄:リビングプレイズ91番「待ち望め主を」
  15. 祝祷
聖書箇所

マタイによる福音書25章14~30節(口語訳:新約41頁)
14また天国は、ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、自分の財産を預けるようなものである。 15すなわち、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出た。 16五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけた。 17二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけた。 18しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠しておいた。 19だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。 20すると五タラントを渡された者が進み出て、ほかの五タラントをさし出して言った、『ご主人様、あなたはわたしに五タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに五タラントをもうけました』。 21主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。 22二タラントの者も進み出て言った、『ご主人様、あなたはわたしに二タラントをお預けになりましたが、ごらんのとおり、ほかに二タラントをもうけました』。 23主人は彼に言った、『良い忠実な僕よ、よくやった。あなたはわずかなものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ』。 24一タラントを渡された者も進み出て言った、『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。 25そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ごらんください。ここにあなたのお金がございます』。 26すると、主人は彼に答えて言った、『悪い怠惰な僕よ、あなたはわたしが、まかない所から刈り、散らさない所から集めることを知っているのか。 27それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、わたしは帰ってきて、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。 28さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。 29おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。 30この役に立たない僕を外の暗い所に追い出すがよい。彼は、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。

説教(メッセージ)要旨

「準備とは準備すること」
 メッセージ取次者:髙橋勇哉牧師
 聖書箇所:マタイによる福音書25章14~30節

 「キリストの降誕を待ち望み、そのために準備する期間」であるアドベントの3週目である今朝は、準備は行動することを今朝の聖書箇所を通して共に神に傾聴します。

 先週は、今朝の聖書箇所の直前に書かれている「十人のおとめ」(マタイによる福音書25章1~13節)の譬話を通して、準備は確認することを神に聴きました。それは私達が待ち望んでいることは何か、その時のために何が必要なのか、そのために用意することは何かを確認することでした。

 今朝の箇所はタラントでとてもよく知られている、これもまたイエスによって語られた天国についての譬話です。ここでのタラントは預けられている財産、すなわち御霊の賜物を意味します。そしてこのタラントの譬話は主が再び来られるときまで、どのような生き方をすべきかを教えるものです。クリスマスへの準備の今、この箇所を通して神が私達に語られているのは、何を待ち望み、そのために必要なことがわかり、そのためのチェックリストが出来たなら、そのリストにそって行動し準備を終わらせることが大切であるということです。

 仕事、家事、勉強、スポーツなど毎日の生活で、私達は同じことを繰り返し行っています。準備のためのチェックリストがしっかりとあっても、それを一つずつ行動に移してこなしていかなければ、実際には準備が整いません。

 クリスマスがいよいよ近くなってきました。教会での日曜日のクリスマス礼拝は、もう来週です。あと一週間しかありません。一人一人の準備、そのチェックリストは違うかもしれません。しかし、その目的は同じです。今を生かされている私達にとってクリスマスはすでに起こった出来事です。今、私達が待ち望んでいるのは、約2000年前にすでに来られた救い主(キリスト)イエスがもう一度この地上に来られることです。また、今与えられているこの地上での生活、そしてそれぞれに委ねられている使命を与えられたタラントを十分に用いて全うし、天に召されることです。この準備の時であるアドベントのいま、イエス・キリストの十字架を土台として聖書と祈りと礼拝を通して、自らのチェックリストをつくり、行動して準備をしっかりと整えようではありませんか。

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